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注目される最新技術

注目される最新技術

最近では、ミュータンス菌を除菌、殺菌する技術も進化しています。

注目を集めている最新技術が、Dental Drug Delivery System(デンタル・ドラッグ・デリバリー・システム)、いわゆる3DSです。

薬の効力を最大限に引き出すために考案された薬剤投与方法と言われています。

虫歯菌、ミュータンス菌は、バイオフィルムというバリアを形成して、薬から身を守っていますが、このバリアを壊した後に、歯だけを抗菌剤で除菌・殺菌するというものです。

3DSでは、歯科衛生士による専門的な技術と器具を使用した歯面清掃処理を行って、完全にバイオフィルムを取り除いた後、歯列にフィットしたトレーを用いて薬を一定時間歯面にだけ塗布します。

この方法で、唾液に希釈されることなく、安全で、かつ確実に抗菌剤やフッ化物といった薬を塗布することが可能となります。

研磨剤、器械などを用いて物理的にバイオフィルムを壊していきます。

そして、当人の歯型で作った専用のトレーに薬剤を入れて、歯だけを殺菌処理していきます。

それから、一週間ホームケア用薬剤ジェルでケアすることになります。3DSの効果は、半年から一年持続すると言われています。

この3DSが、これからの虫歯予防の常識になると言われています。かなりの予防効果が期待されていますが、虫歯にならないというわけではありません。

3DSで歯周病の原因菌を除去することにより、口臭予防にもつながると考えられています。

3DSにかかる費用は、検査に5000円(1回)、トレー作成で10000円、PMTCに5000円、除菌に5000円、2ヶ月後検査に5000円で計30000円となり、2〜3ヶ月を要します。

母親の口の中にミュータンス菌が多ければ、それだけ子どもに感染する率が高くなってきます。

また、研究の結果、虫歯菌の数が多い母親の子どもは虫歯が多いということが明らかになっています。

虫歯のリスク判定の検査を受診して、ミュータンス菌が多いと判明したときは3DSにより除菌を行い、母子ともに虫歯のない快適な人生を送ることができるでしょう。

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