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ミュータンス菌検査とは

ミュータンス菌検査とは

虫歯のもっとも大きな原因となる菌がミュータンス菌というものです。

ミュータンス菌検査では、ミュータンス菌の数を調べるものです。

口の中のミュータンス菌の数を3段階、つまり少ない、多い、非常に多いで表します。

ミュータンス菌検査結果に加えて、口の中の状態、食生活の状態、歯みがきの状態、あるいはフッ素の使用状況などを総合的に診て、口の中が虫歯になりやすい状態かどうかを判断するということです。

ミュータンス菌検査の方法は、まずガムを1分間噛み、唾液を採取します。

その採取した唾液を検査紙に滴下しますと、15〜30分後に結果が出てきます。

至って簡単な検査です。また、歯垢中のミュータンス菌を採取するものもあります。

先の細い道具やフロスで、歯と歯の間、また歯の表面の歯垢を4ヶ所から採取します。

虫歯になりそうな部位、また虫歯になってない部位など、さまざまな条件が調べられます。歯科で行う唾液検査はCRTとも呼ばれています。

これは、口の中の虫歯菌、いわゆるミュータンス菌などの数、唾液の量、多さを調べることにより、虫歯に対する抵抗力がどの程度なのかを測定する検査です。

2〜3日で結果が出ます。唾液には虫歯に対する抵抗力、また口中を清潔に保つ緩衝作用などがあります。

食事で食べ物が口に入りますと急速に口中は酸性になり、虫歯菌が活発になります。

この検査で自分の口腔内の状態、ミュータンス菌の数、虫歯のなりやすさなどを知っておくのが良いかもしれません。

歯科クリニックには、治療しましても次から次へと虫歯になってしまい治療が終わらない、虫歯の連鎖地獄に陥っている悲劇的な子どもがたくさん通院しています。

その主な原因は、周囲の大人から感染してしまったミュータンス菌にあります。

このミュータンス菌は、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には存在していません。

母親などが口移しでものを食べさせたり、同じスプーンを使用した際に、唾液を通して感染し、そのまま棲みついてしまうものです。

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